算出方法は?
利息計算をしてみよう
Q:過払い金の金額は、何を基にして計算するの?
A:消費者金融などの貸金業者に、取引履歴の開示を請求します。
その取引履歴を基に「過払い」の金額を割り出します。
引直計算により金額を出す
Q:金額の出し方は?
A:貸金業者の約定利率に基づいた「利息制限法」(15~20%)を
超えた利率での貸付けかどうか、確認します。
確認した上で、どのくらい超えているかを「引直計算」し、
過払い金として返還請求すべき金額を出します。
最初に、実利息の金額を出します。
実利息を出すには、
(1)1年に発生する利息:借りたお金(元本)×年率(25%であれば0.25)
(2)1日に発生する利息:1年に発生する利息(1の計算結果)÷365
(3)1ヶ月に発生する利息:1日に発生する利息(2の計算結果)×返済期日(1ヶ月であれば28日~31日)
の順に計算し、金額を出します。
例:100万円を年率25%で借り入れた場合
(1)1,000,000×0.25=250,000円
(2)250,000÷365日=684.93円
(3)684.93×31=21,232円
次に、利息制限法の範疇である15%で計算します。
利息制限法では、100万円を借り入れた場合の上限金利は、15%となっています。
(1)’1,000,000円×0,15=150,000円
(2)’150,000円÷365=411円
(3)’411円×31=12,741円
実利息の金額から、利息制限法を基にした金額を差し引きます。
この計算を「引直計算」といいます。
(1)-(1)’=100,000円
それぞれの金額を算出すると、年ベースでは、
1年間で15万円の利息を払えば済むところを、25万円も払っていたことになります。
10万円も余計に払っていたこの金額が「過払い」とみなされます。
これが10年ともなると、100万円も余計に払っていたことになります。
「過払い」は、利息制限法で計算した場合との差額分
の金額を指すことになります。
Q:これくらいは自分でできそうだけど?
A:一見、簡単なので、私を始め素人は思うものですが、実際は、
借り入れと返済・完済を繰り返したなど、複雑な場合のほうが多いものです。
金額の算出段階から、司法書士などの専門家に依頼した方が、はるかに正確で合理的と言えます。